13日に行われたリーガエスパニョーラ第15節の試合で、アトレティコ・マドリーはホームにビルバオを迎えて2-1の勝利を収めた。試合後のディエゴ・シメオネ監督のコメントをスペインメディアが伝えている。
前半にセットプレーから先制を許す苦しい展開となったアトレティコだが、ハーフタイム前にMFサウール・ニゲスのゴールで同点。後半にはFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで逆転に成功し、公式戦の連勝を8試合に伸ばした。
この結果により首位バルセロナと勝ち点で並ぶことになったが、自分たちの仕事に集中する姿勢をシメオネ監督は強調している。
「我々はいつも最大限の仕事をして、自分たちのやり方を続けていく。それは明白だよ。ほかの場所に目を向けることなく、一つひとつの試合で自分たちを越えていくことこそが我々のやり方だ」
「手強い相手に対し、ビハインドを背負ってのスタートからひっくり返すのは簡単なことではないが、自分たちの仕事に満足している。我々は努力する以外の道を理解することはできない」
年内はミッドウィークのコパ・デル・レイに続いて、リーガでマラガ、ラージョ・バジェカーノとのアウェー連戦が予定されている。
「総括をするのはシーズンの半分を終えてからだが、良い仕事ができている。(本拠地)カルデロンでの年内最後のリーガの試合をこういう形で終えるのは誰にとっても良いことだよ」
アトレティコで9年間プレーし、今夏ビルバオへ移籍したMFラウール・ガルシアはカルデロンの観客に温かく迎え入れられた。
「ドレッシングルームを訪れて友人たちにあいさつしていたよ。スタジアムの歓迎に驚いてもいない。彼にはそれを受ける資格があったからね」
「こういうことはタイトル獲得よりもさらにその向こうにあるものだ。愛情やリスペクトといったものがクラブに植えつけられている」
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