13日のリーガエスパニョーラ第15節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンにアスレティック・ビルバオを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、今夏にアスレティックに移籍したMFラウール・ガルシアが、カルデロンから歓迎されるとの見解を示した。
スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。
「ラウールはこのグループにおいて愛され、多くの選手たちと友情を育み続ける選手だ。彼がピッチ上で残したこと、何よりもチームにおける一人の男であったことによって、ファンからふさわしい歓迎を受けることになる。ラウールはそれに値する選手だ」
シメオネ監督は一方で、対戦相手としてのR・ガルシアへの警戒も忘れない。
「アドゥリスのような選手には、常に注意を払う必要がある。ラウールの存在によって、アドゥリスのポテンシャルはさらに引き出されることになった。彼らは互いに理解し合っている、合わせ鏡のような存在だ。どちらもアグレシッブで、才能に恵まれ、ボールを蹴る技術があり、ペナルティーエリア内で巧みな動きを見せ、守備の仕事も怠らない」
公式戦7連勝と上昇気流に乗るアトレティコ。しかしアルゼンチン人指揮官は、チームが改善され続ける必要性を説いた。
「我々の考えは、チームを改善し続けることにある。いつだって成長し続けなければならないという理解が、チーム内には存在しているんだ。チームの調子は良い。が、サッカーでは継続こそが難しい。だからこそ強いメンタリティーを持ち、自分たちの立ち位置をしっかりと解釈しなければならない。言葉ではなく、行動で何を求めているかを伝えていく必要がある」
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