アトレティコ・マドリーは果たして、バレンシアのスペイン代表MFカルロス・ソレールを獲得するのだろうか。スペイン『マルカ』が獲得の実現性について報じている。
アトレティコが2022-23シーズン限りでバレンシアとの契約が切れるソレールに興味を持っているのは、すでに公然の秘密となっている。25歳という若さ、アトレティコ内に人材が欠けているプレースキックのスペシャリスト、中盤からの飛び出しでゴールを狙う姿勢……バレンシアの10番は、アトレティコが必要としているるタイプの選手であることは間違いなく、またその代理人がミゲル・アンヘル・ヒルCEOと関係の深いジョルジュ・メンデス氏であることも、獲得の後押しとなりそうだ。
だが『マルカ』によれば、ソレール獲得のためにはクラブの財政問題をクリアしなければならず、中盤の選手を放出する必要があるようだ。放出候補とされているのはMFトマ・レマルとサウールで、前者はアトレティコとの契約延長を望んでおらず、クラブ側は来季フリーで放出する前に売却することを目指しているという。その一方、レンタル先のチェルシーから出戻った後者について、『マルカ』は「彼は(アトレティコで)居場所を取り戻す意欲がある……ネットで700万ユーロという高額な年俸を支払える移籍先がほかにないと知りながら」と記している。
なおソレールに対しては、アトレティコのほかバルセロナも獲得を狙っている様子。バルセロナはMFフレンキー・デ・ヨングをマンチェスター・ユナイテッドに売却する場合にスペイン代表MFの獲得を目指すようで、アトレティコにとって獲得競争の強大なライバルとなりそうだ。
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