アトレティコ・マドリーに復帰するアルバロ・モラタは、新シーズンを同クラブで過ごすことを望んでいる。『GOAL』の取材で明らかになった。
2020年夏、アトレティコ・マドリーから2年間の期限付きで古巣ユヴェントスに加入したモラタ。2シーズン合計で32ゴールをマークした同選手だが、3500万ユーロ(約48億円)に設定された買取オプションが行使されないまま、保有元に復帰することが決まった。
アトレティコ・マドリーと2024年までの契約を締結するモラタだが、今夏の移籍市場で再び新天地を求める可能性が浮上。ラ・リーガのサラリーキャップを超過する同クラブは選手の売却が必要であり、スペイン代表FWも3000万ユーロ~3500万ユーロ(約42億~約48億円)のオファーが届けば放出を検討することになる。
しかし昨季限りでルイス・スアレスが退団、移籍市場で新戦力を獲得するだけの余裕のない中で、アトレティコ側はモラタが攻撃陣のオプションになる可能性も認識。またモラタ自身も、ワールドカップが11月に迫る中、幼少期を過ごし、2019年に復帰したアトレティコで活躍を残すことがスペイン代表としてのポジションを確実にできる最善の方法であると考えている模様。そのため、クラブに資金が必要な状況でも残留を確信している。今後の動きには注目だ。
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