結論まだも「頭にあるのはヨーロッパ」…スアレスが去就語る

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アトレティコ・マドリーを退団するウルグアイ代表FWルイス・スアレス(35)が去就に言及した。2020年夏にアトレティコ・マドリーに活躍の場を移したスアレス。当時のバルセロナを率いたロナルド・クーマン監督に半ば追い出される形でのアトレティコ入りだったが、1年目からラ・リーガで21ゴールを決め、優勝に貢献した。

2年目の今季も公式戦45試合の出場で13得点を記録したが、FWアントワーヌ・グリーズマンの復帰やFWジョアン・フェリックスの復調によるポジション争いの激化で途中出場の割合も増加。契約最終年の今季をもって退団が決まった。

それにより、実績を鑑みても当然の成り行きだが、行き先を巡る憶測も加熱。すでにイングランドのほかにも中東やアメリカ、ブラジルが挙がり、今夏の去就が注目されるスアレスだが、現時点でまだ何の結論も下していないようだ。

スペイン『Cadena SER』の番組『El Larguero』に出演したスアレスは行き先を問われると、「誓って、まだ何も。多くのオプションとオファーはあるけどね。みんなの意見を聞きながら、そのときが来たら決断したい」と返した。

その流れでヨーロッパ以外でプレーする可能性を尋ねられると、「いやいや、僕の頭にあるのはヨーロッパだ」ときっぱり。スペインクラブからもオファーがあるのを認めつつ、引き続き高いレベルでプレーしたい思いを明かした。

「スペイン? もちろん、僕はここで築いたキャリアに大きな誇りを感じている。いくつかのチームからオファーもあるけど、まだ考え中だ。高いレベルで戦えるプロジェクトを見つけられたら」

今年11月にカタール・ワールドカップも迫る状況を考えると、プレー機会はもちろんながら、できればより高いレベルに身を投じておきたいところ。一部ではバルセロナ復帰を望むとする報道もあるが、決断やいかに。

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