ブーイングも罵声も浴びてなお…グリーズマンがアトレティコでプレーする喜び「大きな誇り」

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アントワーヌ・グリーズマンが、2021-22シーズンを振り返った。21日にスペイン紙『アス』が伝えている。

現在31歳のグリーズマンはレアル・ソシエダの下部組織出身で2009年9月にトップチームデビューを果たすと、2014年夏にアトレティコ・マドリーへ移籍。ディエゴ・シメオネ監督の下で着実に成長を遂げ、2017-18シーズンのヨーロッパリーグ(EL)優勝などに大きく貢献した。その後、2019年夏からバルセロナでプレーしたグリーズマンは今夏に期限付き移籍でアトレティコ・マドリーへ復帰。ここまで公式戦31試合に出場し8ゴール4アシストを記録している。

 昨年12月に行われたラ・リーガ第12節レアル・マドリー戦で負傷交代を強いられたグリーズマンは、1月に行われた復帰戦で再び同じ箇所を痛めてしまった。シーズン中に2度も戦線離脱したことについて、同選手は「今年は怪我をしてしまったけど、元気だ。歳は取ったけどね。歳月は流れていく…。今は体調も良くなり、またサッカーを楽しむことができている」と自身のコンディションに言及。また、シーズン序盤にファンからブーイングや罵声を浴びたことについては「ファンの信頼を勝ち取るのは自分次第だし、その方法はわかっている。ピッチの上で、一試合一試合やっていくしかない。僕にとって、アトレティコでプレーすることは大きな誇りなんだ」とアトレティコ・マドリーへの思いを口にした。

 これまでに公式戦通算200得点以上を記録してきたグリーズマンは「好きなゴールは2つ。1つはチャンピオンズリーグ(プレーオフ)で、レアル・ソシエダの一員としてリヨンと戦ったときのもの。2つ目は、ワンダ・メトロポリターノで決めた初ゴールだ。マラガ戦のゴールは、クラブとスタジアムの歴史に僕の名前を刻むことになったからね」とお気に入りのゴールを明かした。

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