元オランダ代表FWマルコ・ファン・バステン氏が、アトレティコ・マドリーの守備的なフットボールについて否定的な見解を示した。
先のチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、アウェーでのマンチェスター・シティ戦(1-0)で、5-5-0の守備ブロックで失点を防ぐことを最優先したアトレティコ。オランダの伝説的ストライカーは、同国『Ziggo Sport』とのインタビューでディエゴ・シメオネ監督のそうした采配に疑問を投げかけている。
「アトレティコが行っていることは合法だ。だが90分間ボールの後ろに10人いて、ゴールを奪われないことだけを目指すチームが存在するなんて驚きだよ」
「アトレティコがプレーするときにはチャンネルを変えて、ネットフリックスを見る人がいてもおかしくないだろうね」
「誰にも責任などはない。監督はそうしたプレーを選択できるのだから。だが単純に言って、(ジョアン・)フェリックスやグリーズマンら3億ユーロをかけた選手たちが90分間守備に奔走するなど、気持ちの良いことではないよね」
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