ベンフィカとの直接対決制したアトレティコが首位通過! 3位死守のガラタサライがELへ

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チャンピオンズリーグ(CL)・グループC最終節が8日に行われた。エスタディオ・ダ・ルスで行われた2位のベンフィカと首位のアトレティコ・マドリーの一戦は、アウェイのアトレティコ・マドリーが2-1で勝利した。

前節で共に決勝トーナメント進出を決めたベンフィカとアトレティコが首位通過を懸けて対峙した直接対決。勝ち点10で並ぶもののホームでの前回対戦で敗れているため、この試合での勝利が必須のアトレティコは、ベンフィカにボールを持たせながら得意のカウンターでゴールを目指す。18分にはセットプレーの流れからゴディンがヘディングでゴールネットを揺らすが、これはオフサイドとなった。

その後もサウール・ニゲスやガビのミドルシュートで相手GKジュリオ・セーザルを脅かしたアトレティコは、33分に先制点を奪う。グリーズマンからの縦パスに抜け出したビエットがボックス右でDFとGKを引き付けて中央のサウールにラストパス。これをサウールが難なく流し込んだ。

一方、試合をコントロールしながらも先に失点したベンフィカは、ピッツィやゴンサロ・グエデスに決定機があったものの、前半のうちに追いつくことはできなかった。

後半も拮抗した展開が続く中、先にゴールをこじ開けたのはアトレティコだった。55分、左サイドに抜け出したカラスコのグラウンダーの折り返しをニアに走り込んだビエットがワンタッチで合わせた。

2点のビハインドを背負ったベンフィカは、後半頭から投入していたミトログルに加えて、61分に元アトレティコのラウール・ヒメネスを投入。前線に屈強なターゲットを揃えてゴールを目指す。すると75分、ボックス中央で足元にパスを受けたミトログルが巧みな反転シュートを流し込み、点差を1点に縮める。

試合終盤にかけてはオープンな攻防が続く中、ベンフィカに決定機が訪れるもヒメネスの決定的なヘディングシュートはわずかに枠の左に外れ、試合は2-1のままタイムアップ。ベンフィカとの首位攻防戦を制したアトレティコが、グループC首位通過を決めた。

また、同日行われたグループCのもう1試合、3位のガラタサライと最下位のアスタナの一戦は、1-1の引き分けに終わった。ヨーロッパリーグ出場を懸けた直接対決は、ゴールレスで後半に突入。62分にはアウェイのアスタナがトゥマシのゴールで先制に成功するが、直後の64分にセルチュク・イナンのゴールでガラタサライが追いつく。その後も一進一退の攻防が繰り広げられるも、ホームのガラタサライが何とかドローで試合を終えた。

この結果、グループCは首位のアトレティコ・マドリーとベンフィカが、決勝トーナメント進出。3位のガラタサライがヨーロッパリーグのラウンド32に進むことになった。

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