5日のリーガエスパニョーラ第14節、アトレティコ・マドリーは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦に2-0で勝利した。この試合の先制点を記録したDFディエゴ・ゴディンは、チームが再び完封で試合を終えたことに満足感を表している。
今夏に多くのアタッカーを獲得したアトレティコだが、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームの特徴である、手堅い守備は変わらない。アトレティコは今季のリーガで、じつに9試合を無失点で終えており、失点を許したのはバルセロナ、ビジャレアル、レアル・マドリー、バレンシア、デポルティボの5チームのみとなっている。
アトレティコの最終ラインを支えるゴディンも、チームのベースが堅守にあることを強調する。ウルグアイ代表DFはグラナダ戦後、次のように語った。
「失点を0に抑えられることは、このチームの素晴らしい長所の一つだ。毎シーズンにわたってそうできているし、今後も執着していかなければならない。チーム全体で見せる守備の強固さは、僕たちに勝利をもたらし、上位で争う権利を与えてくれる」
“試合から試合へ”が哲学のシメオネ監督率いるアトレティコだが、ゴディンはその哲学の先にタイトルがあることも意識している。
「僕たちはすべての試合に勝利すること、そして王者になることを望んでいる。自分から、それを否定することはないよ。僕たちは野心家なんだ。チームは前と上だけを見ている。ここから先、何が起こるかは分からないとしてもね」
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