アトレティコ・マドリーは、デンマーク代表MFイェスパー・グロンケアに対し6月からトラパットー二監督が率いているドイツのシュツットガルトからオファーが届いていること認めた。グロンケア自身は金曜日、スペインに順応しきれず移籍を望んでいることをクラブ側に伝えている。母国に多少近いドイツは彼にとっていい選択肢であると言える。
グロンケアの移籍で、6月に獲得を狙っていたサラゴサのアルゼンチン代表MFガジェッティ獲得の可能性が再浮上している。サラゴサが350万ユーロ(約4億7000万円)まで引き下げるのであれば、それはアトレティコにとって魅力的な話しである。すでにマドリードに家を所有しているガジェッティは、4年契約、年棒150万ユーロ(約2億円)でアトレティコと基本合意に達しているという。
アトレティコとシュツットガルトがグロンケア移籍の合意に達することで、ガジェッティ獲得の費用が捻出でき、あとはサラゴサとアトレティコとの合意のみとなっている。
腓骨のケガでリーガ最終節まで出場することのできなかったグロンケアだが悪い印象を与えていたわけではない。シュツットガルトには、今夏ミランからシュトゥットガルト入りした同胞のヨン・ダール・トマソンがおり、彼はグロンケアの適応問題も理解している。友人である両選手、デンマーク代表でもグロンケアはトマソンのゴールに貢献している。
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