19日のラ・リーガ第29節、アトレティコ・マドリーは敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦を1-0で制した。
現在ラ・リーガ4連勝中で、チャンピオンズではマンチェスター・ユナイテッドを撃破して準々決勝に進出するなど、一気に強さを取り戻した感のあるアトレティコ。このラージョとのダービーでも前半からゴールに迫り調子の良さを感じさせたが、しかし今回は早い段階で先制点を決めて堅守速攻に移行することができない。2トップを組むグリーズマン、ジョアン・フェリックスは、次々とチャンスを迎えていったが、決め切ることができなかった。
スコアレスのまま試合を折り返すことになったアトレティコだが、49分にようやく先制点を獲得することに成功。決めたのは、このスペイン首都の下町バジェカスを地元とするコケ。アトレティコ主将はJ・フェリックスとのワン・ツーからペナルティーエリア内左に侵入し、流麗なモーションのシュートを決め切った。コケはこれが今季初得点。負傷から復帰後は低調なパフォーマンスが続き批判も浴びていた背番号6だが、自身の名字通りレスレクシオン(復活)を果たしている。
シメオネ監督はリードを得た後、ロディ、J・フェリックス、エクトル・エレーラを下げてルイス・スアレス、アンヘル・コレア、コンドグビアを投入。堅守速攻で追加点を狙ったが1-0のまま終盤を迎え、86分にはおそらく暴言によってA・コレアが一発退場に……。数的不利に陥ったものの、スコア的有利は維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。
ラ・リーガ5連勝のアトレティコは翌日にクラシコに臨むバルセロナ(1試合未消化)に勝ち点3差をつけて3位に浮上している。
RAYO 0-1 ATLÉTICO
Rayo Vallecano: Dimitrievski, Balliu, Mario Suárez, Catena, Fran García, Óscar Valentín, Comesaña (Pathé Ciss, 62′), Ó. Trejo (M. Sylla, 83′), Bebé (Isi, 62′), Álvaro García y Sergi Guardiola (Nteka, 76′).
Atlético de Madrid: Oblak, Llorente, Giménez, Savic, Reinildo, Lodi (Kondogbia, 63′), Herrera (Correa, 64′), Koke (Hermoso, 90’+2′), De Paul, João Félix (Suárez, 63′) y Griezmann (Felipe, 90’+2′).
Árbitro: José Luis Munuera Montero (Comité de Andalucía). Expulsó con tarjeta roja directa a Ángel Correa (85′). Amonestó con cartulina amarilla a los locales Mario Suárez (30′), Comesaña (42′) y Trejo (66′); y a los visitantes Lodi (20′), Kondogbia (74′), Koke (78′), Oblak (81′).
EL GOL:
0-1. 49’. Koke, al palo largo de Dimitrievski.
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