バルセロナ戦に4失点で敗れたアトレティコ、シメオネ「チャンスの数は同じ。彼らの方が決定機で断固たるプレーを見せた」

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アトレティコ・マドリーは6日にラ・リーガ第23節、敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦に臨み、2-4の敗戦を喫した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、バルセロナの方が決定機で「断固たるプレー」を見せたとの見解を示している。

アトレティコは早い時間帯にヤニック・カラスコが先制点を獲得しながらも、その後3点を決められて1-3で前半を折り返すと、後半にはダニエウ・アウベスの追加点も許してしまう。その後ルイス・スアレスのゴールで1点を返して、D・アウベスの退場で数的優位に立ったものの、バルセロナに最後までリードを守り切られて試合を終えた。この結果、チャビ・エルナンデス監督率いるチームに、チャンピオンズリーグ出場圏4位の座を明け渡している。

シメオネ監督は試合後、バルセロナの方が決定機でコントゥンデンシアがあったとの見解を示す。コントゥンデンシアとは「確信性」「打撃」「強力であること」「断固としていること」や、もっと砕けた言い方をすれば「ガツンとしていること」を意味するスペイン語だ。

「価値を置くべきは相手のコントゥンデンシアだった。私たちだって何回も明確なチャンスを迎えたが、彼らの方がゴールを決めた。フットボールでは、相手よりも断固たるプレーを見せた方が勝つんだよ」

「私は試合をチャンス数で測っている。前半の彼らのチャンス数は4回で、その内3回を決め切った。その一方で私たちも4回チャンスがあったが、1回だけしか決められなかった。もし私たちが1-0で勝っていたら、なんて素晴らしいチームだろうと言われていたはずだ」 「フットボールでは、相手より優位に立つ方法がいくつも存在している。今日、バルサはコントゥンデンシアで勝ったんだ」

「私たちは彼らに4ゴールを決められてから意思の強さを示している。そこからリアクションを見せて、より強く、アグレッシブになった。(後半ATに2点を決めて逆転した)バレンシア戦と同じことが起こったわけだ。私は、その反逆的な気骨をより長い時間生み出さなくてはならない」

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