ディエゴ・シメオネ監督が、敗北を嘆いた。スペイン『アス』が伝えている。アトレティコは6日に行われたラ・リーガ第23節でバルセロナと対戦した。試合開始早々にMFヤニク・フェレイラ・カラスコのゴールで先制するも、その後はバルセロナの新戦力FWアダマ・トラオレを止めきれなかったこともあり3失点。後半にも1点を追加されたがそこから反撃を開始し、FWルイス・スアレスのゴールで1点を返したが、その後は得点を奪えず2-4で敗れた。
この結果、アトレティコはバルセロナに抜かれ5位に転落。試合後、シメオネ監督も結果に落胆。失点を重ねるチームの守備を改善する必要があると語った。
「相手の強さについて評価しており、我々はインテンシティ、アグレッシブさ、集中力を高める必要がある。この試合、我々はポジション的にコントロールできていたと思う。それでも、長いポゼッションとカウンターの先でより説得力あるチームが勝利したのだ。後半に我々はよりアグレッシブで激しくなり、2-4として、もっと得点できそうな予感もあった。しかし、バルサは低いラインで整然とした守備をしたため、チャンスは少なかった」
「我々は10年間、並外れたディフェンスを示してきた。しかし、現在は普段やっていることを生み出せていない。我々は改善する必要があるだろう。これを主張するため、これからの1週間がある。そして今日の我々は、運と注意に欠けていた」
「(キーラン・)トリッピアーが抜けた以外、我々は多くの選手を変えていない。昨季、高いレベルでプレーした選手と同じ選手がプレーしているのだ。大切なのは仕事をして、改善しようとして、謙虚な姿勢で1週間を過ごしたうえで、最後までプレスをかけることだ」
また、シメオネ監督はチャビ・エルナンデス監督率いるバルセロナが自分たちを上回っていたかという質問については「NO」と回答。そのうえで、勝利するためチームにより強度を高めることを求めた。
「1-4とされた後には反応があった。私はバレンシア戦同様の、より激しく、より強いデュエルを求めていたのだ。そして私には、それを生み出す責任がある。より長くそれを実現するため、オプションを探さなければならない」
コメント