マキシ・ロドリゲス、アトレティコ・マドリー移籍へ

この記事は約2分で読めます。

アルゼンチン代表のMFマキシ・ロドリゲスは30日、アトレティコ・マドリーとの3年契約にサインするため、コンフェデ杯が行われていたドイツのフランクフルトから直接マドリードに入った。

エスパニョールとは29日にマキシ・ロドリゲスを約500万ユーロ(約7億円)の移籍金でアトレティコ・マドリーへ放出することで条件面で合意。 残すところは選手とのサインのみといった状況にある。30日の22時15分(現地時間)にマドリーのバラハス空港に到着したマキシは「ここまで長い道のりだったが、(アトレティコ入りに)心は弾んでいる。とりあえず正式に決まるまでははっきりとしたことは言えないけどね」とコメントした。

エスパニョールとマキシ・ロドリゲスの契約はあと1年残っていたものの、マキシ・ロドリゲスが契約延長に合意しなかったため、エスパニョールは契約満了を待たずに、移籍先を探していた。

先日契約合意に達したケズマンに続いて、トップ下を本職とするマキシの加入で、アトレティコの攻撃陣はさらに充実することになるだろう。ただし、ここ2シーズンをアトレティコの「司令塔」として過ごしてきたイバガサの立場は微妙だ。よりゴールに向かってプレーするマキシと、中盤の底からゲームを組み立てていき、鋭いラストパスを放つイバガサが、共にピッチに立つ可能性はあるのだろうか。ビアンチの希望で獲得が決まったマキシが重要視されるのは確実で、そうなるとイバガサにはこれまでのように攻撃の全権を預けられることはなくなるだろう。マキシのアトレティコ入団によってリーガ有数のパサーであるイバガサの去就も今後の話題に上ってくることになりそうだ。

コメント