アトレティコ・マドリーとの契約があと半年を切ったウルグアイ代表FWルイス・スアレス(35)だが、今年6月に将来が決まるようだ。
2020年夏に涙してバルセロナを離れ、アトレティコ入りを決断したスアレス。2年契約が今季いっぱいで切れるため、去就が注目の的になり、アストン・ビラやインテル・マイアミらが移籍先候補に浮上している。
そのなかで、にわかにヴィッセル神戸の名も取り沙汰されるなど、今後の動向が大いに注目されるスアレスだが、スペイン『マルカ』によると、今季の戦いがひと通り終わるまで何のアクションも起こらなさそうだ。
スアレスの姿勢も母国ウルグアイの今後次第で変わってくるようで、カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得したなら、ベストな状態で臨むため、もう1年間をアトレティコで過ごしたい思いがあるという。
一方、アトレティコはスアレスとの契約に関して、今季終了までの活躍ぶりを見てからでないと延長する気がない様子。ディエゴ・シメオネ監督もクラブと同じスタンスで、スアレス本人にそう言葉をかけているようだ。
ただ、アトレティコは今季の残りに向けて、スアレスのモチベーションを保っておきたい思いもあるようで、現状的に今夏の退団が予想されるとはいえ、選手に残留の選択肢も残しておきたい考えを持っているとのことだ。
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