22日に行われたリーガエスパニョーラ第12節の試合で、アトレティコ・マドリーはアウェーでベティスと対戦して1-0の勝利を収めた。ディエゴ・シメオネ監督はチームの戦いぶりに満足しながらも、さらに成長を続けていきたいと意欲を見せている。
敵地ベニト・ビジャマリンに乗り込んだアトレティコは、前半7分に早くもコケのゴールで先制。決定力を欠いて追加点はならなかったがそのまま試合を終え、クラシコに敗れたレアル・マドリーを抜いて2位浮上を果たした。
試合後のシメオネ監督のコメントを、スペイン『マルカ』『アス』などが伝えている。
「良い試合をして、たくさんチャンスをつくっていたが、なかなか入ろうとはしなかった。大事なのは成長を続けていくことだ。今日は非常に良いレベルのサッカーを見せられていたが、それを維持していきたいと思っている」
「何度も言っているように、我々は試合から試合へと進んでいく。その上でどこまで辿りつけるのか見てみよう。自分たち自身を上回り、自分たちの達成してきた数字を上回ること。それが我々の目標だ」
2シーズン前にリーガ優勝を成し遂げた際の完成度にはまだ達していないと感じながらも、新チームがその域に近づいていけるという手ごたえもあるようだ。
「アトレティコが最も完成されていたのはリーガで優勝したときだ。今のチームは新たに構築中だ。力のある選手たちが入ってきて、チームは成長していくだろう。今日は満足できたので、こういうパフォーマンスを続けていきたいと思う」
2位浮上を果たしたとはいえ、4ポイント差の首位バルセロナの力は圧倒的だとも感じられる。シメオネ監督も昨季王者の攻撃陣に賛辞を送った。
「(クラシコの時間には)移動中だったので試合は見なかったが、その後少しだけ見ることができた。バルセロナは非常に良いプレーをしているね。何より目を引くのは、(ルイス・)スアレス、(リオネル・)メッシ、ネイマールという3人のトップ選手が見事に共存できていることだ」
コメント