エスパニョールはアトレティコ・マドリーがマキシ・ロドリゲス獲得の為に用意した300万ユーロ(約4億2000万円)のオファーを断った。エスパニョールの会長、ダニエル・サンチェス・リブレは「どのクラブとも交渉する用意はあるが、あの金額では話にならない。他にオファーがなければマキシはこのまま来季もエスパニョールに残るだろう」とコメントを残している。
2002年にアルゼンチンのニューウェルス・オールドボーイズから600万ユーロ(約8億4000万円)で移籍してきたマキシの違約金は2400万ユーロ(約33億6000万円)に設定されているが、クラブは500万ユーロ(約7億円)前後でなら取引に応じるのではというのが一般的な見方だ。
今はコンフェデレーションズカップにアルゼンチン代表として出場している為、ドイツにいるマキシは既にエスパニョールとの契約延長を断り、クラブに対し移籍したいという意志を伝えている。サンチェス・リブレ会長とクリストバルSDは、マキシに投資した分は既に償却したと考えているが、契約延長を断った席でのマキシの態度は気に入らなかったようだ。「スポーツ的な意味では、我々が彼を一人前に育て上げたのに彼はそれを忘れてしまったかのように見える」。
マキシとエスパニョールとの契約は2006年で切れる為、エスパニョールが来季終了後に彼をフリーで放出するのを避けたいのであれば今年の夏中に彼を移籍させる必要がある。
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