シメオネ「いつかアトレティコを出て行く。始まりがあれば終わりがあるんだ」

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ディエゴ・シメオネ監督は、いつの日か同クラブを後にする日が訪れるとの見解を示した。

選手、そして指揮官としてアトレティコに在籍するシメオネ監督。指揮官としては昨年末で10年目を迎え、ラ・リーガでは異例の超長期政権を築いている。

このままずっとアトレティコを率い続けるようにも思えるシメオネ監督だが、本人はそうした可能性を否定する。24日、自身のドキュメンタリー作品の発表会見に出席したアルゼンチン人指揮官は、次のように語っている。

「アトレティコは私の人生だ。選手、監督として15〜16年も過ごしているのだから。しかし、私はいつの日かここを出て行かなくてはならないだろう。始まりがあれば、終わりだってあるんだよ。私とクラブのどちらにとっても最善の形で、そうした選択ができることを願っている」

シメオネ監督が次に率いるチームとしては、アトレティコと同じく選手としてプレーしたインテルやラツィオが常々挙がっている。

「私はイタリアが好きだ。彼らの生き方、イタリア・フットボールがね。あそこでは、若い頃に素晴らしい思い出をつくった」

「監督というものは、今日が幸せで、とても良い調子で、どこにも行きたくないと考えている。しかし、すべてには終わりがあるんだよ」

シメオネ監督はまた、敗戦の受け入れ方についても語った。

「難しいね。だが勝利を噛み締めるためには敗戦を消化しなくてはならない。苦しんで、努力して、改善することを目指して、また苦しむ。そうして勝利の喜びを学ぶことができる。痛みを感じる状況というものは、確かにあるよ。しかし、そのときには家族がいてくれるんだ」

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