ディエゴ・シメオネ監督が劇的な逆転勝利を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。
アトレティコは22日、ラ・リーガ第22節でバレンシアをホームに迎えた。
ラ・リーガのビジャレアル戦、スーペル・コパのアスレティック・ビルバオ戦、コパ・デル・レイのレアル・ソシエダ戦と3試合勝利がなく、2試合は完敗しているアトレティコ。この試合も前半のうちに2失点を喫し、悪い流れを断ち切れていない展開となった。
後半に入り、途中出場のマテウス・クーニャが64分にゴールを決めて1点差にしたが、その後が続かず、1-2で敗戦となると思われた。
しかし、91分にアンヘル・コレアが値千金のゴールを決めて同点とすると、93分にはマテウス・クーニャのシュート性のアシストからマリオ・エルモーソが起死回生の逆転ゴールを決め、3-2で勝利を収めた。
シメオネ監督は、土壇場での逆転勝利について言及。前半は酷い出来だったが、後半はピッチ上でしっかりとチームとしての姿勢を見せられたと振り返った。
「今日は何をみられたかわかりやすい。前半は我々ではなかった。やりたいことは何もできなかった。2失点してしまった」
「後半、絶望と不安の中で、我々は冷静に話をした。負け方は色々あるが、そう考えれば勇気が出た。我々は、みんなをガッカリさせるつもりはないと分かっていた」
「他の場所ならチームを批判していただろう。ただ、チームはピッチ上でメッセージを送り、皆さんが目にしたもの、それはアトレティコ・マドリーだった」
コメント