アトレティコ・マドリーは、21日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第3節で本拠地カルデロンにアスタナを迎える。FWフェルナンド・トーレスは、重要な試合を前に必ず勝利を収めなければならないと意気込んでいる。
初戦でガラタサライに勝利して幸先の良いスタートを切ったアトレティコだが、ホームにベンフィカを迎えた2戦目で手痛い敗戦を喫した。決勝トーナメント進出を手繰り寄せるためには、アスタナとの2連戦で勝利することが不可欠となる。
トーレスはアスタナ戦が今大会の鍵を握ると主張している。
「初戦、トルコで勝利を飾ることが重要だった。それからホームの試合を生かせると思っていたからね。だから、ホームでベンフィカに敗れたのは想定外だった。それで今後の試合での勝ち点が重要性を増したね。だけど僕たちはグループ突破できると強く信じているよ」
「僕たちは首位通過を望んでいる。その方が決勝トーナメントで有利になる可能性が高いから。次の2試合で絶対に勝ち点6を獲得しなければならない。そして最後のベンフィカ戦、ガラタサライ戦で首位争いに挑みたい」
昨冬の移籍市場でミランからアトレティコに復帰したトーレスは、トップデビューを飾ったクラブで欧州最高峰の大会に出場できることに喜びを感じている。
「カルデロンでCLの試合に出場するのは、幼い頃からの夢だった。昔は一人のサポーターとして見ていただけだからね」
「それが昨年は自分が出場することができた。そこに至るまで、僕は長い時間をスペイン国外の他クラブで過ごさなければいけなかった。だからアトレティコに復帰して、本当に大きなプレゼントをもらったような感覚だ。今はそれを楽しみたい。昔見ていたから、この大会がアトレティコファンにとって特別な意味があるものだと知っている。記憶に残るような何かを成し遂げられたらいいね」
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