3日のリーガエスパニョーラ第7節では、アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのダービーマッチが行われる。この試合を前にスペイン『マルカ』は、マドリッド市長のマヌエラ・カルメナ・カストリージョ女史にインタビューしている。
今年6月にアナ・マリア・ボテジャ女史に代わり、マドリッドの新市長となったマヌエラ女史。アナ・マリア女史はサッカーへの情熱などを強調する人物だったが、最高裁判所の名誉判事カルメナ氏はそこまで興味がないようだ。スポーツ新聞からの取材に対しても、自身の考えを正直に述べている。
「あまり興味はないわ。私の家の中にもレアル・マドリーのファンはいるし、彼らのような存在を代表する存在としてダービーを見るのよ。どちらのチームが好きか? どっちでのファンでもないから、試合自体に注目することになるわね。彼らもほかのマドリッドのクラブも、全部一緒よ」
「今回の試合は家で見ることになるし、家族の友人も来る予定よ。私も少しは見ると思うけど、ずっとそうするかは分からない。違うことをし始める可能性もあるわね。だって、私にとってはどうなってもいいもの。試合を見てると、少し飽きてくるというのが本音ね」
貴賓席で試合を見る考えもないようだ。
「貴賓席には行かないわ。私はサッカーファンじゃないから。今回の試合で招待されていたかは分からないけど、事前に行かないとは伝えていたの。パリのチームが来るときには同市の市長も来るから、行くことになるわね(チャンピオンズリーグのマドリー対PSG戦)。でも彼女が一人にならないために同行するだけ。そうじゃなかったら行かないわ」
判事という職業とサッカーの審判に共通点があるかを問われると、次のように返答した。
「あまりないわ。一つ思うのは、審判は映像も確認するべきじゃないかしら。私は試合を見ても何が起こっているのか分からないし、実際にピッチに立つ審判はもっと難しいと想像できるわ。彼らは何が起こったのかを正確に判断する必要がある。そう、そこは判事と共通するところね」
一方、マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドについて問われると、「素晴らしいスポーツマンに思えるわ」と返答。アトレティコの選手で知っている人物がいるかとの質問には、「今は誰も浮かばないわね」と返した。しかしながら、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督の哲学「試合から試合へ」には共感を示している。
「その言葉は知っているし、とても気に入っているわ。目標を達成するためには必要なものね。私はそれを『一段、また一段』と言うの」
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