ジャクソン・マルティネスは、スペインで期待に応えることができていない現状にも、批判を乗り越えて活躍を見せたいと前向きな姿勢を見せている。
ポルトガルリーグで3年連続の得点王に輝き、移籍金3500万ユーロ(約47億1000万円)でこの夏アトレティコに加入したJ・マルティネス。新エース候補として大きな期待を受けたが、ここまで公式戦8試合に出場してわずか1ゴールにとどまっている。
初のフル出場を果たしたベンフィカ戦でもネットを揺らすことはできなかったが、試合後のミックスゾーンでは次のように現在の心境を語った。スペイン『マルカ』が伝えている。
「少しずつ良い仕事ができるように試みている。だけど実際は、ゴールを決めれば調子が良いとされ、そうでなければ悪いと見られる。どういうことができているか、チームのために献身的にプレーできているかどうかは重要視されないんだ」
「それもサッカーの一部なのはもちろんだ。でも僕のキャリアの中で、批判に押しつぶされたことは一度もないし、逆に称賛を受けて図に乗ったこともない。これからも前進を止めず、状況を逆転させたいと思っているよ」
アトレティコがホームで1-2の敗戦を喫する結果に終わった試合については次のように述べた。
「簡単な試合じゃなかった。前半はもっとゴールを決められるはずだったね。でもチャンスを逃してしまって、同点に追いつくことができなかった」
「コーチ陣などみんなが後押ししてくれるのは感じているし、これからもうまくいくように最大限の力で尽くしていきたい。自分の望むとおりにはなっていないけど、今後も働き続けるしかない。ダービーでもっと良いプレーができたらいいね」
4日に行われるリーガエスパニョーラ第7節の試合で、アトレティコは本拠地ビセンテ・カルデロンにレアル・マドリーを迎えてダービーを戦う。
コメント