沈黙したアトレティコの“ジャクソン5”、ビエットは「望む場所まで到達できる」と前向き

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26日のリーガエスパニョーラ第6節、アトレティコ・マドリーは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦を0-1で落とした。この試合ではFWジャクソン・マルティネス、FWアントワーヌ・グリーズマン、FWルシアーノ・ビエット、FWアンヘル・コレア、FWフェルナンド・トーレスと自慢のアタッカー5選手がピッチに立ったが、得点を決めることはかなわなかった。

移籍金3500万ユーロ(約47億円)で加入したJ・マルティネスを筆頭とする以上の5選手は、スペインメディアに“ジャクソン5”と称されるアトレティコ自慢の攻撃陣だ。しかし、この試合ではJ・マルティネス、グリーズマンが先発で出場し、46分にF・トーレス、ビエット、65分にA・コレアが起用されたが、ビジャレアルの堅守を前に歌い踊ることはかなかわず。このグループの沈黙により、アトレティコは今季初の無得点で敗れ去った。

もちろん、アトレティコの“ジャクソン5”の中にも目立つ選手、目立たない選手は存在する。ここまでにキレを見せられていないのは、今夏に移籍金総額5500万ユーロ(約74億円)で加入した2選手。リーダー格のJ・マルティネス、そしてビエットである。

ビエットにとってこの試合は昨季に在籍した古巣との対戦となったが、終了後にはビジャレアルを称えるとともに、自身がまだアトレティコに適応している段階であることを強調している。

「とても厳しい試合となった。彼らは早い段階でゴールを決め、後衛の守備を固めた。ペナルティーエリアへたどり着くのに苦労を強いられたね。ビジャレアルの首位に驚きはないよ。このクラブは確固とした方針があり、常に良質なパフォーマンスを見せることを目指している」

「自分の調子は良いと感じている。出場時間を少しずつ増やし、チームに適応しようと試みている。とにかく、僕たちは望むところまで到達できるはずさ。このチームは一試合一試合で全力を出し尽くす。もう、次のベンフィカ戦のことを考えなくてはね」

アトレティコは30日にチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節ベンフィカ戦、10月4日にリーガ第7節レアル・マドリー戦に臨む。両試合ともアトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンがステージとなるが、“ジャクソン5”のパフォーマンスが鍵を握ることになる。

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