アトレティコ・マドリーは22日に行われたリーガエスパニョーラ第5節ヘタフェ戦にホームで2-0の勝利を収めた。ディエゴ・シメオネ監督は、後半途中から投入したポルトガル代表MFチアゴ・メンデスが試合を変えたとして称賛している。
アトレティコは開始直後にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制。その後はなかなか追加点を奪えず、ヘタフェの反撃も許す展開となったが、64分に3枚目の交代カードとしてチアゴが入ると流れが変わった。
4-4-2から4-3-3にシステムを変更し、攻守ともに改善されたアトレティコは、終了間際にチアゴのスルーパスが起点となったグリーズマンの2点目で試合を決定づけた。ベテランMFをたたえる指揮官のコメントをスペイン複数メディアが伝えている。
「彼は我々にとって非常に重要な選手だ。チームの頭脳だよ。チームにとって必要なものを読み取ることができる。こういう力は年齢とともに身につくものだ」
「彼が入るとチームは変わり、苦しまずに済むようになった。我々は今のメンバーに満足しているが、チアゴのような選手を2人そろえるのが非常に難しいのは明らかだ。2人のチアゴはいくら支払っても手に入らない」
チャンピオンズリーグも含めてここ3試合で4ゴールと好調なグリーズマンにも賛辞を送った。
「今の彼はとても良い時期を過ごしている。大きく成長し、チームにとって非常に重要な選手になってくれた」
アトレティコはこの白星で4勝1敗。勝ち点を12に伸ばし、暫定的に首位バルセロナに並んだ。週末の次節はアウェイでビジャレアルと対戦する。
コメント