ブラジル代表、ワクチン未接種を理由にレナン・ロディを招集せず

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レナン・ロディがワクチン未接種によってブラジル代表の招集メンバーを外れた。ブラジル『グローボ』が伝えている。

ブラジルサッカー連盟(CBF)は13日、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選に向けた、ブラジル代表の招集メンバー26名を発表した。

ここまで11勝2分けの無敗で首位に立つブラジルは、すでにW杯本大会出場を決定。今後は消化試合となるが、負傷離脱中のエースFWネイマール(パリ・サンジェルマン)ら一部選手を除き順当に主力が招集されていた。

その中でロディは直近の代表ウィークに招集され、所属クラブでもケガなくプレーしている中、メンバーを外れることに。これを受け、会見の場ではチッチ監督に招集外とした理由を尋ねる質問があった。

これに対して、同監督はロディが2回のワクチン接種を完了させていないことを理由に挙げた。

「レナン・ロディは、ワクチン接種を受けていなかったためブラジル代表でプレーする機会を失った」

「個人的には予防接種は社会的責任であると理解している。私自身は自分の家族、私が責任を負っている人々にその必要性を説いている」

現時点でロディは1回のワクチン接種を終えているが、27日にアウェイ戦を戦うエクアドルでは2回の接種を終えていない場合、入国が認められないという。また、ブラジルでの活動においても完全接種を終えていない場合、行動制限が伴うことを理由に招集を諦めたとのことだ。

なお、ブラジルはロディ不在を受け、DFアレックス・サンドロ(ユベントス)、DFアレックス・テレス(マンチェスター・ユナイテッド)を左サイドバックのポジションで招集している。

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