現地時間15日、チャンピオンズリーグの初戦が行われ、グループCではガラタサライとアトレティコ・マドリーが対戦、アトレティコが2-0と白星スタートを切った。
ホームでボールを動かすガラタサライに対し、アトレティコはしっかり守備組織を整え、隙を見せない。攻撃に移れば個人の技術も生かしてしっかり形をつくり、結局最初のシュートを放ったのもアトレティコだった。
その戦い方のまま、アトレティコが先制に成功する。攻撃に移ると右サイドへ展開してシンプルにクロス、相手守備陣を引っ張ったジャクソン・マルティネスの裏に走り込んできたグリーズマンが左足でしっかり叩き、ゴール右隅に先制点を突き刺した。
焦りを見せない守備から流れをつくるアトレティコは、25分にリードを伸ばす。相手CKから一気にカウンターに移り、CKを奪取。この右CKの流れから、ゴディンの折り返しをゴール目前でグリーズマンが叩き込んだ。
29分にスナイデルがブレ球ミドルシュートでGKオブラクを襲った場面くらいしか見せ場のないガラタサライは、32分には早くも選手交代に踏み切る。前半終盤にはFKとCKから惜しいシュート3本を放ったが、無得点のまま前半を終えた。
後半開始から選手交代をしたガラタサライは、前線への縦パスも増えて、相手ボックス内にボールを送る場面も増える。51分には右クロスからポドルスキがゴール左にそれるシュートを放っている。
ポドルスキは66分にはウムト・ブルトの惜しいヘディングを導くクロスを入れるが、その2分後には悔しいミス。ボックス内でフリーでパスを受けたが、足がもつれて転んでしまい、悔しさでピッチに突っ伏した。その4分後には交代でピッチを退いた。
ガラタサライは83分にもスナイデルのクロスからウムト・ブルトが惜しいシュートを放つが、ゴールを奪うには至らない。最期までアトレティコを崩すには至らず、2点差のまま試合は終了した。
同じグループCのベンフィカvsアスタナは、2-0でホームのベンフィカが勝利した。ベンフィカはゴールを奪えず前半を終えたが、61分にガイタンのゴールで先制すると、62分にはミトログルが追加点。プレーオフを勝ち抜いてきたアスタナにゴールを許さず、完封勝利を飾った。
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