アトレティコ、低迷で監督更迭

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アトレティコ・マドリーのスポーツディレクター、トニ・ムニョスが、来季のセサル・フェランドの続投はないと伝えた。フェランドとの契約はあと1年残っているアトレティコだが、クラブ側がすでに新監督探しに入っているのは公然の事実で、すでに2名の候補が挙がっているという。

「セサル(フェランド)とは1週間前に会合を設けた。彼は仕事に忠実で、プロフェッショナルな人物。それをすべて見せてくれたと思っている。だが、すべては結果次第であるし、当然ながら彼の続投はないと考えていた」と説明。

来季の監督候補にはアトレティコの今後も見据えた上で、現状にふさわしい条件を満たす人物2、3名に絞られているとコメント。また、現在あたっている監督候補の中での選択肢に第一も第二もないと語った。「我々は、選手たち、クラブ、アトレティコファン、すべてに対して、どのようなふさわしい面があるかどうかを見極めている」。今季の結果については失望していると認めたムニョス。チームが期待された結果を残すことができなかったことは明らかであり、来季に向け4名の選手補強を考えているとも伝えた。

フェランドは2004年6月、アルバセテの監督を辞して、アトレティコと1年間の契約を結んだ。シーズン当初は順風満帆のスタートを切り、11月にはその見返りとして、さらに1年間の契約延長を勝ち取っていた。

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