アトレティコ・マドリーのU-21スペイン代表MFサウール・ニゲスは、2015-16シーズンに向けて定位置を確保する意気込みを示している。
アトレティコの下部組織出身選手(カンテラーノ)であるサウールは、2013年夏にラージョにレンタル移籍した。そこで大きな成長を見せると、昨年夏にディエゴ・シメオネ監督が復帰させることを決断。昨季、リーガエスパニョーラ19試合に出場している。
アトレティコは28日に行われたプレシーズンマッチで2部のオビエドに2-0で勝利。サウールは、この試合後に次のように話している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
「良いイメージを与えられたと思うし、失点もゼロだった。観客にも楽しんでもらえたんじゃないかな。すべてがポジティブだったよ」
「(ボランチは)スペインの世代別代表で何度もプレーしたことのあるポジションだ。ラージョでも何度かプレーしたことがある。僕は監督が望むポジションでプレーするよ」
サウールはプレシーズンの間、シメオネ監督へのアピールを続ける姿勢を示した。
「誰もが試合に出たいと思う。監督は僕が何を与えられるか分かっているはずだ。僕はどのポジションで起用されたとしても、アトレティコを助けるためにここにいる」
「僕たちの哲学は以前と同じだよ。だけど、スピードのある選手が加入してより縦に速く、カウンターに強くなってきている」
オビエド戦ではDFステファン・サビッチ、MFフェレイラ・カラスコ、FWルシアーノ・ビエットらが先発した。だがサウールは、新加入の選手たちに時間を与えるべきだと主張している。
「彼らに対して忍耐強くあってほしい。彼らは全員素晴らしい選手だ。いまさら何かを証明する必要はない。だけど、スタイルの異なるチームに来たから、適応しなければいけないんだ」
「チーム内の競争があれば、僕たちはもっと成長できる。チームにとってプラスになることだよ」
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