エンリケ・セレソ会長が、チェルシーのブラジル代表DFフィリペ・ルイス(29)の復帰が迫っていることを明かした。スペイン『アス』が報じている。
昨夏の移籍市場でアトレティコからチェルシーに加入したフィリペ・ルイスだが、加入初年度はスペイン代表DFセサル・アスピリクエタのバックアップにまわり、リーグ戦15試合出場(先発出場は9試合)に留まった。ジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を獲得できていない同選手に対しては、アトレティコの他にインテルも獲得に興味を示しているとされている。
そんな中、イギリス『スカイ・スポーツ』は20日、チェルシーとアトレティコがフィリペ・ルイスの移籍に関して合意に達したと報道。移籍金1500万ポンド(約29億円)での取引が成立したと報じていた。
セレソ会長は、フィリペ・ルイスの移籍に関して、「現時点で決定はしていないが、間もなく交渉がまとまる」と明かした。一方で、フィリペ・ルイスとポジションを争うブラジル人DFギリェルメ・シケイラについても信頼していることを強調した。
「(現時点では)フィリペはここにいない。ただ、彼が戻ってくるまでにそう長くはかからないだろう。シケイラも十分に素晴らしい選手だ。彼も我々と一緒に戦うことになっている。私はこのチームが楽しみだよ。契約した選手は誰もが素晴らしい力を持っている。来シーズンは良いシーズンになるだろうね」
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