アトレティコ・マドリーは、ベンフィカMFニコラス・ガイタン獲得に向けて第一オファーを出したようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
アトレティコは、MFアルダ・トゥランの移籍が濃厚となっている。トルコ代表MFの穴埋めにディエゴ・シメオネ監督が選んだのがガイタンだ。ガイタンをめぐっては、昨年行われた契約更新の際に設定された契約解除金3500万ユーロ(約47億8000万円)が鍵を握ると見られる。
2日前にベンフィカと最初の接触を図ったアトレティコは、第一オファーとして3000万ユーロ(約41億円)を提示した模様。だがベンフィカが首を縦に振ることはなかった。しかしながら、シメオネ監督はガイタン獲得のため時間をかけることをクラブ首脳陣に要望しているとみられており、今後も交渉が続けられそうだ。
アトレティコはアルダの売却値で資金を捻出できるかもしれない。トルコ代表MFの移籍が決定すれば、ガイタン獲得にオファーの提示額を引き上げる可能性もあるが、スペインプロリーグ(LFP)と合意した制限額を考慮に入れる必要もある。それほど高額なオファーはできない現状と言える。
またガイタンが加入した場合にはEU圏外の選手登録枠が必要となるため、アトレティコはFWアンヘル・コレアをレンタル放出する方針だという。移籍先としてはラージョが有力だとされている。
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