ディエゴ・シメオネ監督が、ドローに一定の満足感を示した。スペイン『マルカ』が伝えている。
アトレティコ・マドリーは9日、ラ・リーガ第20節でビジャレアルと対戦。リーグ戦4連勝と、波に乗る対戦相手とのアウェイ戦に臨んだ。
試合は10分、MFアンヘル・コレアがハーフウェイライン付近から、相手GKの前目のポジショニングを見てロングシュートを叩き込み、先制に成功。しかし、16分に同点に追いつかれると、58分にも失点し、逆転を許した。
スコアをひっくり返されたアウェイチームだったが、67分にはMFジョレイ・コンドグビアが、コレアのシュートのこぼれ球に反応して、ボックス手前から左足を振り抜き、2-2の同点に。後半アディショナルタイムには、コンドグビアが2枚目のイエローカードで退場となるアクシデントがあったものの、そのまま試合終了を迎えた。
シメオネ監督は試合後、ドローに終わった白熱の一戦を振り返り、一定の満足感を示した。
「タフで難しい試合だった。ビジャレアルはリーガで最高のチームのひとつだ。攻撃がとても上手いし、2列目から多くの選手が上がってきて、良い連係を見せる」
「(マテウス・)クーニャのチャンスは、2-0にすることができた。同点に追いつかれ、さらにリードを奪われたが、その後我々は別のチームとなり、試合を振り出しに戻した。(トマ・)レマルのプレーのように、良い点も修正すべき点もあったが、難しい試合をものにすることができたと思っている」
「直近の3試合では、自分たちを向上させるために戦い、努力し、良い結果を残すことができた。チームが求めているものを追求し、向上し続けることが私の使命だ」
「素晴らしいチームとの対戦だった。ビジャレアルはボールを支配し、ポジショニングから我々の本質を掴むことに成功した。対する我々はタイトに、そして素早くアクションを起こそうとしており、クーニャのあの大きなプレーで、2-0にできたかもしれない。それ以降は特にない。後半はジョアン(・フェリックス)、コケ、(シメ・)ヴルサリコの3人が非常に上手く試合に入ってくれて、ダイナミズムがあった」
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