モラタがバルセロナ移籍に近づく!ユーヴェ、アトレティコ、バルセロナ、選手の四者全員が希望

この記事は約2分で読めます。

どうやら、FWアルバロ・モラタがバルセロナ移籍に近づいているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

同メディアによれば、モラタのバルセロナ移籍は今週中にも決定する可能性がある模様。というのも、モラタが現在レンタルでプレーするユヴェントス、所属元のアトレティコ・マドリー、獲得を望むバルセロナ、そして選手本人の全員がこのオペレーションに合意しているためだという。

ただし、四者が望んでいるとされるこのオペレーション実現のためには、まだクリアすべきハードルがあるようだ。その一つはもちろん、バルセロナがラ・リーガのサラリーキャップをクリアするため人件費削減の必要に迫られていることであり、またモラタの移籍が完全かレンタルのどちらとなるかも今後扱うべきテーマとされる。またユヴェントスはモラタの後釜が必要となるが、こちらはパリ・サンジェルマンがファイナンシャフフェアプレーのために放出を希望するFWマウロ・イカルディになる可能性が浮上している。

財政難に陥るユヴェントスは、今季終了後にアトレティコからモラタを買い取ることが難しい状況とされ、その一方でアトレティコは来季にモラタの出戻ることを望んでいないとみられる。そしてバルセロナにはもちろん、アトレティコとの契約を1年半残すモラタを移籍金を支払って獲得するだけの財政的余裕がない。が、こちらは昨夏にFWアントワーヌ・グリーズマンを買い取り義務付きのレンタル移籍でアトレティコに放出していた。

『マルカ』によれば、ここで誰もが思いつくグリーズマンとモラタの実質的トレードは、モラタの代理人フアンマ・ロペス氏が最初に提案したようだが、それが数日中にも実現する見込みになっているとのことだ。……無論、バルセロナが人件費削減をクリアできれば、であるが。

なお、これまでにレアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、バルセロナのスペイン3強でプレーした選手は、ベルント・シュスター氏とミケル・ソレール氏の2人のみ。モラタが実際にバルセロナ移籍を果たすとしたら、子供が夢見るようなことを現実のものとする3人目の選手となる。

コメント