2日のラ・リーガ第19節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのラージョ・バジェカーノ戦を2-0で制した。
シメオネ監督の指揮官就任丸10年にラ・リーガ4連敗を喫してしまったアトレティコ。2022年初戦、ラージョ・バジェカーノをメトロポリターノに迎えたこのダービーで、久しぶりに勝利を取り戻したいところだ。シメオネ監督はGKオブラク、DFトリッピアー、ヒメネス、エルモーソ、ロディ、MFカラスコ、デ・ポール、コンドグビア、レマル、FWアンヘル・コレア、ルイス・スアレスをスタメンとして起用し、4-4-2のシステムを採用している。
ラージョは攻撃の絶対的キーマン、トレホが新型コロナから回復した直後のためベンチスタートに。この影響によって自陣で不用意にボールを失う場面が目につき、最初は様子を見ていたアトレティコが徐々に勢いづいていく。そうして28分、ホームチームが先制点を獲得。デ・ポールの精度の高いスルーパス、カラスコの個人技で右サイドを攻略すると、混戦となったペナルティーエリア内でA・コレアがシュートを押し込んだ。
1-0で試合を折り返したアトレティコは、53分に追加点を獲得する。コンドグビアの縦パスをレマルがライン間で受けて前を向き、左サイドを走るロディにスルーパス。ブラジル人DFが折り返したグラウンダーのボールをA・コレアが押し込み、今季得点数を7に伸ばしている。
ラージョは59分に2〜3枚目の交代カードを切り、ここでトレホを投入(ファルカオはいまだベンチ)。以降、彼らがボールを支配するようになったが、アトレティコも67分にカラスコがポスト直撃のシュートを放つなど、まだまだ得点を予感させる。シメオネ監督は72分に最初の交代カードを切り、L・スアレスを下げてクーニャを投入。対するイラオラ監督は、76分についに負傷明けファルカオをピッチに立たせる。ティグレは古巣アトレティコのサポーターから、言葉通り万雷の拍手を受けている。
終盤もトレホのいるラージョがボールを持って攻め込み、アトレティコが速攻を仕掛ける展開が続き、結局スコアは動くことなく試合終了のホイッスルが吹かれている。アトレティコはじつに5試合ぶりの勝利。ラージョをかわして、チャンピオンズリーグ出場圏の4位に浮上している。
ATLÉTICO 2 – 0 RAYO VALLECANO
Atlético de Madrid: Oblak; Trippier, Giménez, Hermoso, Lodi; Carrasco (Felipe, 90’), Kondogbia, De Paul, Lemar; Correa y Luis Suárez (Cunha, 72’).
Rayo Vallecano: Luca Zidane; Balliu, Saveljich, Maras, Fran García; Comesaña (Falcao, 76’), Óscar Valentín; Isi Palazón (Andrés Martín, 46’), Unai López (Óscar Trejo, 59’), Kevin Rodrigues (Bebé, 59’); y Sergi Guardiola (Álvaro Aguirre, 82’).
Árbitro: Figueroa Vázquez (Comité Andaluz). Mostró tarjeta amarilla a los locales Diego Pablo Simeone (7’), Giménez (63’) y De Paul (73’).
GOLES:
1-0. 28’. Correa anota de disparo raso dentro del área tras una buena jugada colectiva.
2-0. 53’. Correa empuja a la red un centro de Lodi desde el interior del área.
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