アルベルト・ルケはアトレティコ・マドリーへの扉を閉ざしていない。「アトレティコとの話に進展はない。全く何もだ。デポルに集中している。だけどアトレティコは偉大なクラブだし、どんな選手でもプレーしたいものだよ」。ルケはラジオ局の質問にそう答えている。
さらにルケは、そこでの質問でアトレティコ行きの可能性を捨てていないことを強調している。「アトレティコの可能性はあるよ。フットボールではお金だけが全てじゃないし、アトレティコはずっと好きなクラブだった。シーズンが終わる頃にはどうなるか分かるんじゃないかな。レンドイロ会長は僕達が過ごしたシーズンに苛立つのかもしれないけれど、僕が信用しているのは父だし、話を聞くぐらい問題ないんじゃないかな」。
デポルとアトレティコのそれぞれの成績についても触れたルケ。「アトレティコにしてもデポルにしても最高の成績を収められることを願っている。だけどできるだけ最高の成績で終えることができるようにしないといけない」と来季プレーすることになるかもしれないアトレティコの成績がどうしても気になる様子。「選手の質から考えればもっと上位につけるべき」とも。そして来季はパートナーになるかもしれないフェルナンド・トーレスを絶賛するなど、ルケのアトレティコへの興味は留まるところを知らない。
さらにはアトレティコのサポーターへ「彼らは他チームのサポーターとは比較できない。最高だよ」と賞賛の言葉を送れば、最後には「国王杯を優勝することを願っている」とまで言った。今週アトレティコと対戦するデポルティーボだが、ルケはその試合を累積警告のため欠場する。しかしその累積警告の大部分の理由は、ルケ獲得を狙うアトレティコの関心によるものであり、特に数週間前から続けているルケの父と代理人との会合を持っているからというのは間違いないようだ。
コメント