17日に行われたリーガエスパニョーラ第37節の試合で、アトレティコ・マドリーはバルセロナをホームに迎えて0-1の敗戦を喫した。FWフェルナンド・トーレスはバルセロナのFWリオネル・メッシに賛辞を送り、来週の今季最終節での勝利に向けた意気込みを口にしている。
昨季は敵地カンプ・ノウでの最終節でバルセロナと引き分けて優勝を決めたアトレティコ。今回は逆に本拠地カルデロンでバルセロナの優勝を見せられることになった。65分にメッシが決めた1点が決勝点となり、バルセロナが1試合を残して2年ぶりの優勝を決定させた。
試合を振り返り、トーレスは次のようにコメントした。スペイン『マルカ』が伝えている。
「失点の瞬間までは、バルセロナが試合をコントロールはしていても危険ではないという感覚だった。僕らにもセットプレーや速攻からチャンスはあったね」
「ある程度は準備していたとおりだった。試合のリズムを下げて、カウンターやCKやFKで狙うということだ。でもバルセロナにはメッシがいる。最後は彼が1秒ですべてを変えてしまうんだ」
この結果、アトレティコは来季チャンピオンズリーグにグループステージから出場できる3位を確定できず。最終節は、残留に向けて必死なグラナダとのアウェーゲームで勝ち点1が必要となる。
「やりやすいシナリオではないね。相手は生死の懸かる戦いをしているチームだ。勝つことを考えるしかないよ。自分たち次第なのは良い状況だ」
「レベルの高い争いがあって、順位表の上位も下位もこれだけ拮抗しているというのはリーガのためにすごく良いことだよ。どのチームもそれぞれの目標に向けて戦っている。誰もが目標を達成できるわけじゃないけど、僕らが満足して終えられることを期待しているよ」
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