チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でレアル・マドリーとのダービーマッチに敗れたアトレティコ・マドリーは、すでに来季以降を見据えて動き出しているようだ。手始めに、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの契約の見直しを考えているという。スペイン『アス』が伝えた。
昨年夏にアトレティコに加入したグリーズマンは、公式戦で23得点を挙げるなど攻撃の中心として活躍を続けている。『アス』がスペインのラジオ局『カデナSER』の情報として伝えたところによれば、アトレティコ首脳陣は契約条件を引き上げる方向で検討を始めているという。
グリーズマンとアトレティコの契約は2020年までだが、アトレティコ側は移籍する際の違約金を7000万ポンド(約126億円)に引き上げる考えだという。超高額の設定はそのまま、グリーズマンへの高い評価を表していると言えるだろう。
CLで敗退し、リーガエスパニョーラの連覇も厳しくなっているアトレティコは、DFミランダの移籍が噂されるなど、シーズン終了後に活発な動きがありそうだ。来季の出直しに向けてグリーズマンの存在は欠かせないものとなるはずで、交渉の行方が注目される。
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