ディエゴ・シメオネ監督が、22日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーとの“マドリード・ダービー”に向けた意気込みを口にした。スペイン『アス』が報じている。
サンチャゴ・ベルナベウで行われる2ndレグでアトレティコは、スペイン代表MFマリオ・スアレスが累積警告により出場停止となるものの、ほぼベストメンバーで挑むことができる。一方のマドリーは、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ウェールズ代表MFガレス・ベイル、フランス代表FWカリム・ベンゼマと言った主力選手が負傷により招集外、さらにブラジル代表DFマルセロが出場停止となり多くの主力選手が欠場する。
準決勝進出に向けて有利な立場にあると考えられているアトレティコだが、シメオネ監督はマドリーを侮ってはいけないとして、チームを引き締めている。
「彼らには他にも素晴らしい選手がいる。異なるタイプの選手が、それぞれの要求に応えているのだ。我々がやるべきことは何も変わらない。相手がどういった方法でプレーするかの考えはある。勝利したいと思っているよ」
さらにシメオネ監督は、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンについても言及した。今シーズンからアトレティコに加入したグリーズマンは、リーグ戦30試合に出場してチーム内トップの20ゴールをマークしている。シメオネ監督は、今回の一戦でもグリーズマンが最高のパフォーマンスを見せてくれることに期待を寄せた。
「彼は大変素晴らしいシーズンを過ごしている。リーグ戦での勢いは彼を後押ししてくれるはずだ。今の彼は本来の場所とは違うポジションでプレーしているが、まだまだ若い選手で、今後も成長を続けていかなければいけない。日々成長していく彼に期待しよう」
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