アトレティコ・マドリー、大量得点でUEFA圏内近づく

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーがUEFA杯出場権を獲得できる5位、6位へ確実に近づいて来ている。この日も降格圏内にいるマジョルカを4得点で一蹴。これでホーム、ビセンテ・カルデロンでは4連勝中となり、UEFA圏内にいるチームとの勝ち点差がわずか3となった。

点差のついた試合だが、内容は対照的にマジョルカペースで試合は始まる。
何度か作ったチャンスの一つでもマジョルカがものにしていれば試合の結果は全く別のものになったであろう。しかし、苦しい状況にあるマジョルカは自らの首を絞めてしまう結果になる。

ホームのアトレティコはなかなか良い形を作ることが出来ない。しかし、イバガサが1人でその悪い流れを変えてしまった。イバガサから相手の意表を完全に突くヒールパスでボールはコルサへ。コルサは渾身の力を込め放ったシュートはゴールへ吸い込まれた。

先制点を取ってからペースは完全にアトレティコに。その後再びイバガサからフェルナンド・トーレスへスルーパスが通るが、GKモヤをかわし、ゴールが決まったと確信して立ち上がる観客。ところが無人ゴールへボールを流しこむだけだったこのシュートをフェルナンド・トーレスはゴールの枠外へ蹴ってしまう。

それでも自らのミスを自らPKを奪い帳消しにしたフェルナンド・トーレス。これでリードは2点に。おまけにマジョルカはこのフェルナンド・トーレスへのファールでバジャステロスが退場。残り30分を10人で戦うことになってしまう。

その後は完全にアトレティコのワンマンショー。マジョルカはバジャステロスが抜けた穴を埋めることが出来ず、さらにユリアーノも二枚目のイエローカードで退場し、とうとうマジョルカは9人に。

自滅していくマジョルカ相手に終了間際にはサルバが技ありのシュートを立て続けに2本決め4-0で圧勝を収めた。

コメント