ダービーに敗戦のシメオネ「レアル・マドリーは私が大好きなフットボールをしている」

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12日に行われたラ・リーガ第17節、アトレティコ・マドリーは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を0-2で落とした。試合後会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、コントゥンデンシアが勝敗を分けたとの見解を示した。

コントゥンデンシアは「確信性」「打撃」「強力であること」、砕けた言い方をすれば「ガツンとしている」ことを意味するスペイン語。シメオネ監督はマドリーとアトレティコの違いが、両ペナルティーエリア内でコントゥンデンシアのあるプレーを見せられたかどうかだったと振り返っている。

「先制点が決まるまでは決定機のない均衡した状況だった。結果的に、マドリーのコントゥンデンシアが試合の流れを壊したんだ。後半、私たちは勢いを手にして何度かゴールできる状況を迎えたものの、しかしマドリーの2ゴール目が決まり、彼らが正当な形で勝利を収めた。コントゥンデンシアが試合を決めたんだよ」

「フットボールにおいてコントゥンデンシアは根幹的なものであり、今のマドリーは間違いなくそれを有している。ゴール前に到達したら、しっかりと決め切ってしまうんだよ」

カルロ・アンチェロッティ監督は試合前会見で「アトレティコと私たちのプレーは似ていて、どちらもカウンターを駆使する」と語っていた。そして試合後、シメオネ監督はマドリーの現在のプレースタイルについて「大好き」と話している。

「マドリーはとても良い調子だ。コントゥンデンシアが凄まじく、素早いトランジションを生かした私が大好きなフットボールをしているね。彼らの監督はまた素晴らしい仕事をやってのけている」

「マドリーはコントゥンデンシアがあり、私好みのフットボールを実践している。後方でブロックをつくり、守備が堅く、スピードとコントゥンデンシアを持って攻撃に出るんだ。彼らは今季のリーグ戦をとても素晴らしいものにしている」

首位レアル・マドリーと4位アトレティコとの勝ち点差は13に広がったが、シメオネ監督は優勝争いについてどう考えているのだろうか?

「リーグ戦の結果が決まったわけじゃない。マドリーに大きな差をつけられて、状況は困難になってしまった。しかし私たちが次の試合、つまりセビージャ戦より先を考えることは禁じられている。私たちはその試合以外のことを考えてはいけないんだ」

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