昨夏にアトレティコ・マドリーから2年間の期限付きで加入したフランス代表MFジョシュア・ギラボギは、今後もヴォルフスブルクに残りたいと考えているようだ。ドイツ『キッカー』で「契約書を見せてくれたらすぐにサインするよ」と話している。
フランス代表で5キャップを記録しているギラボギは、ヴォルフスブルクでブラジル代表MFルイス・グスタボとともにダブルボランチを組んでいる。ドイツ語は「難しい言語だね」と語るも、すでに通訳を使わずにコミュニケーションを取り、すっかりチームに溶け込んでいる様子だ。
完全移籍に関しては冗談を交えながら「契約書を見せてくれたらすぐにサインするよ」と話すも、「これからも多くの年月をヴォルフスブルクでプレーできることを望んでいる」と真剣な様子で続けている。
2013年夏にアトレティコに加入したギラボギは、その5カ月後には古巣のサンテチェンヌに送り出された。スペインで過ごした時期は「ディエゴ・シメオネ監督は僕と2度しか話さなかったんだ」と振り返り、指揮官の信頼を得ていなかったことを認めている。
今年の1月に親友でもあったチームメートのジュニオール・マランダを交通事故で失ったことにも言及している。「彼は弟のようだったんだ」と話し、ドレッシングルームの自身のロッカーにはマランダの写真を飾っていることを明かした。「(その写真では)彼は僕のジャージを着ているんだ。僕にとって大きなモチベーションだよ」と語った。
一方、19日にはインテルとのヨーロッパリーグ(EL)戦が待っている。サン・シーロにはフランスから20人の親族が応援に駆け付ける予定だという。ギラボギは「特別なスタジアムでの特別な試合だ。僕らは勝ち上がることを目指しているよ」と意気込みを示しつつ、ヴォルフスブルクのEL優勝にも「不可能じゃない」と自信をのぞかせている。
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