最後のキッカーでPK戦を制したトーレス 「カルデロンでこのような夜を過ごしたかった」

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フェルナンド・トーレスは、17日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグで、PK戦のアトレティコ最後のキッカーを務め、ベスト8進出に貢献した。試合後、トーレスは本拠地カルデロンでCLを戦ったことへの感動を口にしている。

後半途中から出場したトーレスは、愛するアトレティコのユニフォームを着て、カルデロンの観客の前で初めてCLの舞台でプレーした。試合後、『カナル・プルス』で次のように話している。スペイン『アス』が伝えた。

「ここで幸せだ。楽しんで、選手たちを包み込むスタジアムを見ることができて、幸せに思うよ。カルデロンでこのような夜を過ごしたかったんだ」

「僕がカルデロンでCLを戦うアトレティコを見たのは11~12歳のときだ。ピッチの上でその瞬間を過ごせるなんて、本当に感動的だよ。みんなには感謝の言葉しかない。最後まで応援できるからこそ、世界最高のファンなんだ。今日は忘れられない日だよ。CLに出場して、またこのような夜を過ごせるなんて、プレゼント以外の何物でもない。どのようなことよりも素晴らしいよ」

試合については、次のように振り返っている。

「この試合はCLであり、勝つのは簡単じゃない。決勝トーナメント1回戦は周りが思うよりも難しいもので、本命など存在しないんだよ。僕たちは試合をコントロールしていたが、やはり簡単なものにはならなかった。(2試合合計で)ドローというのは不当な結果で、PK戦は運を持った方が制することができる」

「今はこの勝利を味わいたい。そして受けたダメージから回復して、リーガエスパニョーラのことを考えなくてはね」

トーレスはPK戦で5人目のキッカーを務め、成功させた。その後、レバークーゼンが外したことで決着がついている。

「(失敗した4人目の)コケが最後のキッカーとなることを望んでいた。GKが止められないところに蹴り込もうという決意があったよ。ポストに当たるように蹴ったし、うまくいったね」

急きょ出場することになったGKヤン・オブラクについては、賛辞を送っている。

「彼は称賛に値する。いきなり出場するのは難しいし、それに加えてGKというポジションだからね。だけどオブラクは決定的なプレーを見せたし、彼、また僕たちの成長を助けるものだろう」

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