4日のラ・リーガ第15節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトリポリターノでのマジョルカ戦を1-2で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、ここ最近の悲惨な成績にも、足掻くことで活路を見出していく必要性を説いた。
後半、FWクーニャのゴールで先制したアトレティコだったが、80分にDFフランコ・ルッソ、そして91分にMF久保建英のゴールを許して、逆転負けを喫したアトレティコ。ラ・リーガでは8試合ぶりの敗戦だが、チャンピオンズリーグ含めた公式戦ここ10試合は3勝3分け4敗と結果が出なくなっている。特に深刻なのが守備面の問題となるが、マジョルカ戦の試合後会見に臨んだシメオネ監督は、次のような見解を示している。
「繰り返されていることについて、説明を見つけるのは難しい。今、起こっていることについての責任は私たちが背負っている。自分たちが行っていることを振り返り、ダメな部分を変えていきたい。2本のシュートで2失点だ。以前はそうしたことが起こらなかったが、今は違う」
「セットプレーからの失点について? 私ならば、さらなる集中を求める。後半は良い形で入ってリードを得たが、しかし終盤に試合をコントロールできなかった。こうした状況で存在する選択肢は二つ、落ち込むか抗うかだが、もちろんチームは抗っていくだろう」
「問題の解決方法? 勝たなければならない。勝利というものは健康的で、多くのポジティブな要素を生み出す。この結果は悲しむべきもの。それが現実だ。しかし次の試合に向けて用意をしていかなければならない」
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