アトレティコ・マドリーとの契約延長交渉をスタートさせたディエゴ・シメオネ監督だが、交渉がまとまれば監督としては欧州で6番目の高給取りになる見込みだ。スペイン『マルカ』が報じている。
今後3年でクラブ予算を3億ユーロに到達させることを目標として、そのためにシメオネ監督が必要不可欠と考えるアトレティコだが、同指揮官に対しては財政的に恵まれたクラブにも引けを取らないオファーを用意している模様。現在、考慮している新年俸は、チームで最も高い年俸400万ユーロを受け取るMFコケを上回る、600万ユーロ前後と見られている。
600万ユーロはバイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督(1200万ユーロ)、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督(1020万ユーロ)、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督(820万ユーロ)、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(750万ユーロ)、マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督(660万ユーロ)に次ぐ額。アトレティコはまた、選手補強や売却の権限もシメオネ監督に与える方針とされる。
シメオネ監督は今回の契約延長について、「両者ともに高揚を感じ、同じ方向を見ながらその可能性を検討している」と前向きなコメントを口にしている。なお、アトレティコとアルゼンチン人指揮官の現在の契約期間は、2017年までとなっている。
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