1a Divsion. Jornada 29

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0-0


Real Zaragoza
Luis García;
Ponzio, Alvaro, Milito, Aranzábal;
Movilla (Soriano, min.81), Generelo (Zapater, min.66); Galletti, Óscar González (Cani, min.66), Savio;
Villa.

Atlético de Madrid
Leo Franco;
Velasco, García Calvo, Pablo Ibáñez, Sergi;
Colsa (Marcelo Sosa, min.90), Luccin; Molinero (Novo, min.56), Jorge (Ibagaza, min.67), Antonio López;
Fernando Torres.


Real Zaragoza: Villa (m.72), Cani (m.74)
Atlético de Madrid: Luccin (m.18), Antonio López (m.62), García Calvo (m.92)

Árbitro: Fernández Borbalán (C.T. Andaluz)
Estadio: La Romareda
Espectadores: 32.000


大切な試合だったはずのこの対戦、サラゴサ対アトレティコ・マドリーは内容のないまま終わった。ヨーロッパで敗退したばかりのサラゴサはファンを納得させたかったものの、残ったのはため息だけ。一方のアトレティコも、ヨーロッパへの切符を争うライバルが勝ち点を積み重ねるペースについていくことが出来なかった。

フェランド監督の布陣は、彼のアイディアを明白に物語っていた。攻撃の人数を削って2人の右サイドバックを置き、サビオのスピードを封じる作戦だ。そしてホルヘだけが前線で孤立するフェルナンド・トーレスにボールを繋ぐ役目を与えられる。しかしこの作戦も全く機能せず、“エル・ニーニョ”の孤独も深まるばかりだった。

カルデロンを一歩出ると全く違うチームになってしまうアトレティコに対し、一方のサラゴサはサビオの裏をとる動きとビージャのやる気に全てを賭ける。特別にマークをつけられたサビオだったが、彼がこの試合最初のチャンスを作り、惜しくもシュートはポストに弾かれる。

前半でアトレティコが相手ゴールを脅かしたのはフェルナンド・トーレスのシュート1回のみ。オーストリア・ウィーン戦で浴びた2失点のトラウマをまだ抱えていたルイス・ガルシアは、ボールを触るたびにスタンドからブーイングを浴びていた。

ハーフタイム直前、サラゴサは再び大きなチャンスを迎える。サイドでパブロからボールを奪ったガジェッティはスピードで相手DFをかわして強烈なシュートを放つが、こちらはレオ・フランコが何とかコーナーに送った。

後半はもっと興奮する展開になるだろうと誰もが期待した。しかし試合はこれ以上想像できないくらいにつまらなくなっていく。後半2分、オスカルのパスからミリートが絶好のチャンスを掴むが、エリア内から放ったシュートははるかゴールの上。これでサラゴサ勝利のチャンスも空のかなたに消え、この試合の見どころも終わってしまう。

ここから46分、見どころなど何もなかった。電池切れのサラゴサに対し、いつも通りの布陣に戻ったアトレティコも頼りないプレーに終始。ルイス・ガルシアの凡ミスもアトレティコはこれを生かすことは出来なかった。

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