副審にスパイクを投げたアルダはお咎めなし

この記事は約2分で読めます。

28日に行われたコパ・デル・レイ準々決勝2ndレグのバルセロナ戦で副審にスパイクを投げつけたMFアルダ・トゥランは、この行為に対しての処分を免れることになった。スペインメディアが伝えている。

チームが2-3(トータルスコア2-4)のビハインドを背負い、MFガビの退場で10人となったアトレティコが苦しい戦いを強いられる中で、アルダは後半に暴挙に及んだ。相手選手との接触で脱げたスパイクを拾うと、副審に向けて投げつけたのだ。スパイクは副審には当たらなかったが、アルダはこの行為でイエローカードを受けた。

場合によっては重い出場停止処分を受ける可能性もあると見られたアルダだが、追加処分は免れることになった。ヒル・マンサーノ主審はアルダに関して「不満からピッチ外に靴を投げて警告を受けた」としか報告を行わず、それ以上の処分を要する案件とはならなかった。

アルダの行為が試合中に審判によってすでに裁かれたことに加え、対戦相手および審判技術委員会のどちらからも抗議が行われなかったため、競技委員会はこの件を問題としては扱わなかったとのことだ。

スペインメディアでは同様の前例として、1992年にデポルティボFWクラウディオ・バラガンが主審に靴を投げたが警告も受けなかったケース、2012年にグラナダMFダニ・ベニテスの投げたボトルが主審の顔に当たり、3カ月の出場停止処分を受けたケースなどが紹介されていた。

リーガエスパニョーラで3位につけるアトレティコは、31日の第21節でエイバルと対戦する。

コメント