FWアントワーヌ・グリーズマンが、チャンピオンズリーグ(CL)のミラン戦を欠場することになった。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。今シーズンのグループステージ最激戦区となっているCLグループBでは4連勝のリバプールがすでに首位通過を決定。だが、残り1枠を巡る争いでは勝ち点5のポルトが2位、勝ち点4のアトレティコが3位、勝ち点1のミランが最下位と混戦模様だ。
そういった中、来週ミッドウィークに開催される第5節では3位のアトレティコと最下位のミランが2度目の対決に臨む。
最終節にポルトとの直接対決を控えるアトレティコとしては是が非でも勝ち点3を獲得したいホームゲームとなるが、同試合に向けてグリーズマンを欠くことになった。
グリーズマンは第3節のリバプール戦に出場した際、後半立ち上がりの52分にルーズボールの競り合いの場面で高く上げた足裏が相手FWロベルト・フィルミノの顔面にもろに入ってしまい、無念の一発退場となっていた。
アトレティコはグリーズマンのプレーが故意ではなく偶発性の高いものであったことから、1試合の処分で済むと考えていたが、欧州サッカー連盟(UEFA)は当該プレーを危険な行為と判断し、第4節のリバプール戦の出場停止に加えて、もう1試合の出場停止を科すことを決断した。
なお、アトレティコでは前節のリバプール戦で一発退場したブラジル代表DFフェリペがグリーズマン同様に欠場となる一方、昨シーズンのチェルシー戦での暴力行為で4試合の出場停止が科されていたモンテネグロ代表DFステファン・サビッチが今季初めて起用可能となる。
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