アントワーヌ・グリーズマンが、チャンピオンズリーグ(CL)で2試合の出場停止処分を科された。スペイン『マルカ』や『アス』が報じている。
グリーズマンは10月19日に行われたCLグループB第3節、本拠地メトロポリターノでのリヴァプール戦(2-3)で一発退場に。チームの2得点を決めていたフランス代表FWは、落ちてくるボールをトラップしようと左足を振り上げ、その足がFWフィルミーノの首に当たったことでレッドカードを提示されていた。
この退場処分によりグループB第4節、敵地アンフィールドでのリヴァプール戦を欠場したグリーズマンだったが、何試合の出場停止処分になるかはその時点で不透明だった。そして退場劇から約1カ月後、アトレティコはようやくグリーズマンが2試合の出場停止になることをUEFAから知らされている。ディエゴ・シメオネ監督はグループB第5節、メトロポリターノでのミラン戦でもグリーズマンを戦力に数えられないことを、試合開催の1週間前に知った格好となる。
アトレティコはUEFAの決定に憤慨しており、同組織の上訴委員会にグリーズマンの処分取り消しを求める模様。過去にはマンチェスター・ユナイテッドDFアーロン・ワン=ビサカなどが似たようなプレーで2試合の出場停止処分を受け、上訴後に処分が1試合に減っているため、同様の決定が下されることを期待しているようだ。
なお今季バルセロナからアトレティコに復帰したグリーズマンは、ここ1カ月半で5ゴールを記録するなど、かつてのエースだった姿を思い起こさせる活躍を見せている。
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