バレンシア、フレッチャーを諦めサウール獲得を考慮か

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マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFダレン・フレッチャー(30)に関心を寄せていたバレンシアだが、方針転換してアトレティコ・マドリーのU-21スペイン代表MFサウール・ニゲス(20)獲得に乗り出そうとしているのかもしれない。

今冬、アルゼンチン代表MFエンツォ・ペレスを獲得したバレンシアだが、ヌノ・エスピリート・サント監督はさらなる中盤の補強を望んでいる。ユナイテッドで出場機会を確保できていないフレッチャーに対する関心が取りざたされたが、バレンシア指揮官はアトレティコの若きMFに注目しているようだ。

スペイン『マルカ』によると、ヌノ監督はサウールの獲得を要望しているという。ヌノ監督とサウールの代理人はジョルジュ・メンデス氏と同じで、それも交渉を容易くするのを助けると伝えられている。

アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、この夏サウールの放出を拒んでいた。だが、シーズン開始から4カ月経っても、サウールはアトレティコで満足するような出場機会を与えられていない。リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグと3大会で生き残っているアトレティコだが、クラブ首脳陣はこの冬のサウール放出を悪く捉えていないという。

一方、バレンシアは選手獲得の前に放出を行って年俸や登録の面で空きを作らなければいけない。DFジョアン・ペレイラ、MFブルーノ・スクリーニ、MFフィリペ・アウグストなどがヌノ監督の構想外となっており、移籍先を模索しているとみられる。

ヌノ監督は先日、この冬に必要な補強を敢行するべきだと説いていた。同監督は中盤の補強に加え、右サイドバックと両サイドをこなせる攻撃的な選手を獲得したいと考えている。

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