ミランは1月のマーケットで左サイドバックの補強を目指していると言われる。だが、アトレティコ・マドリーDFギリェルメ・シケイラの代理人は、ミランへの移籍を否定した。
DFマッティア・デ・シリオが再び負傷で離脱し、DFパブロ・アルメロが今ひとつフィリッポ・インザーギ監督の信頼をつかみ切れていないミラン。18日のアタランタ戦では、DFダニエレ・ボネーラが左サイドで先発出場したが、負傷交代を余儀なくされ、アルメロが途中出場している。
ミランが左サイドの強化に向けて注目していたのがシケイラだが、選手の代理人を務めるアルバロ・トーレス氏は、イタリアメディアで次のように話している。複数メディアが伝えた。
「リクエストがあるのは普通だし、本人もミランに関心を持つかもしれない。だが、アトレティコはシケイラの放出を望んでいないんだ。アトレティコは複数の大会を戦っており、シケイラに期待しているんだよ。多くのクラブが気に入ってもおかしくない選手だが、アトレティコは引きとめるつもりさ」
シケイラのほかにミランが関心を寄せているのが、今季でフィオレンティーナとの契約が満了となるDFマヌエル・パスクアルだ。だが、選手は18日、「クラブがミランからのオファーを断ったのはうれしい」と話している。
それでも、一部メディアはパスクアル獲得の可能性がまだ消滅していないと見ているようだ。長年フィオレンティーナでプレーしてきたパスクアルは、クラブに「敬意と感謝」を求めており、ダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)は19日、次のように返答している。
「ミランからのオファーはなかった。パスクアルの発言に、クラブはとても当惑しているよ。敬意と感謝は相互的なものでなければならない」
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