今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリーに加入したメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、同クラブに対する忠誠を口にした。スペイン紙『アス』が同選手の会見を伝えている。
ヒメネスは、25日に行われたリーガエスパニョーラ第1節のラージョ戦でフル出場を果たした(試合はゴールレスドロー)。27日には本拠地であるビセンテ・カルデロンで公式会見を開いている。同選手は、アトレティコ・マドリーでプレーできる喜びを語り、クラブの歴史に名を残したいと語った。
「最初に、エンリケ・セレソ会長に感謝の気持ちを伝えたい。そして僕を迎えてくれたチームに関わるすべての人にも感謝しているよ。アトレティコはとても強いチームだと思う。誰もがトレーニングから素晴らしい態度で取り組んでいる。彼らが支えとなってくれるから、早くこの街に慣れることができるだろうね」
「僕はマドリーのファンだったけれど、それはもう過去のことだ。今はアトレティコに恋をしている。このクラブの歴史に名を残したいね」
アトレティコ・マドリーは、今夏の移籍市場でスペイン代表FWダビド・ビジャと同国代表FWヂエゴ・コスタを放出している。そのため、新加入のヒメネスには大きな期待が寄せられている。ヒメネス自身もそのことは理解しているが、プレッシャーに感じることはないと強調した。
「プレッシャーに感じることはないよ。比較されることは受け入れているし、それはプレッシャーではなくてモチベーションに繋がるものだ。彼らの後に続きたいと思っている。そのためにもゴールを奪うこと、ゴールをアシストすることが必要だ。僕にとって重要な挑戦だと感じている」
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